〒700-0005 岡山県岡山市北区理大町1-1
(2023年度開設)
準備中
学部卒よりも本格的に知識を学ぶ事により知識の即戦力となれるよう勉学に取り組んでください。ただし、逆に2年間学部卒の方よりも社会人経験は劣りますので、その分自己の能力を改めて分析しておき社会人に必要と思われる能力を伸ばして(もしくは苦手を改善)おき、企業に入って「大学院卒を採用して良かった」と思われる存在になりましょう。
倉敷化工では、グローバルで活躍ができる人財の育成を目指しています。
①環境の変化に柔軟な対応ができる
②語学力(特に英語)がある
③論理的に対話・折衝ができる
大学院生に特に期待することとして、論理的に考える力を教育の中で習得して、就職後に活かしていただきたいという思いがあります。学部卒より、大学院生の専門知識とロジカルシンキング力は海外でも活躍ができるのでとても大きな武器になります。グローバルに活躍ができる人財は、企業に就職してからも、より早くひとり立ちができるという期待があります。
大学院生としての「専門的な知識」はもちろんですが、「論理的思考力」と「考えを伝える力」こそ、大学院生としての強みであり、仕事に役立つ部分だと考えます。
私はマシニングセンタというマイクロメートル(0.001 mm)という小さな単位で動く機械メーカーで、完成した機械の精度や不具合の確認検査行っています。
万が一不具合等があった場合には、1 つずつ仮説を立てて原因を追及していきますが、この仮設を立てて考えることこそ、大学院の研究で当たり前のように行っていることであり、学部生と明確に差が出る部分だと思います。
他にも、私はお客様へ機械の使い方を説明する業務も行っておりますが、この業務では、「考えを伝える力」がとても重要です。
理想を持つにはまず自身と徹底的に向き合うこと、自分が自分の一番の理解者となり自分自身を肯定する。その上でやりたいことを見つけ、やると決めることです。大学院で学んだことをどう社会に還元できるかを考えながら過ごしてください。専門分野の専門性を高めることはもちろん、分野外の視点も取り入れ視野を広げることが、皆さんの今後のキャリアの可能性を広げることに繋がると思います。
最後に、弊社社長の言葉を紹介します。
『ぜひあなたの人生、そして仕事を自己実現の場にしてください。』
私は安田工業株式会社の電気設計課という部署に所属しています。安田工業は高精度な工作機械を製造している企業で、その中で私は機械の電気回路図やプログラムを作成する業務を担当しています。大学院時代は機械システム工学専攻を修了し、そこで得られた専門的な知識・技能は現在の業務に活かすことができております。また、研究室配属された学部生への指導や学会への参加などを通して、リーダーシップや主体的・能動的に行動する姿勢をより身に着けられたことが私の財産になっています。大学院は人間的にも成長できる場だと思います。
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